ベイタウン旅行倶楽部
おかげさまで「幕張・海のプロジェクト主催の「幕張サンセットクルーズ」は盛況のうちに終了しました。参加者は90名以上と、当初の予定を大幅に超え、まるで修学旅行のような雰囲気でみんなで楽しく語らうことが出来ました。 また、心配されていた天気ですが、幕張沖にさしかかるころ、奇跡的に夕陽を観ることが出来たことは、非常に幸運でした。文字通り、サンセットクルーズになったわけです。 2005年5月29日 夕刻。千葉港に早めに行き、船を下見する。どんよりした天気。風もある。本当に出航するのか不安になったが、船を見て感激。思ったよりもかっこいいのである。左上の写真。 ところが、その直後、それじゃないという千葉ポートサービスの中村さんの声。指の方向はその右隣の「あすなろ」。やっぱね。そう簡単にあんな立派な船に乗れるわけがない。(笑) しかし、小さく見えても定員200名というから驚き。 午後5時、受付が始まる。その間隙を縫って、私はちょっとばかり散歩。空はどんどん暗くなってくる。高いビルは、ポートタウンのオフィスビル。(写真左上) 一方、あすなろ号へは、18番街のサーフショップのスタッフや、レストラン・ジャイネパールのスタッフにより、飲み物が運ばれている。ミラマールのお菓子屋さん「タルブ」もせっせとお弁当運び。 本来はこの港は重要な役割を果たしている。消防船(左下)と、警察の船(右)。いずれもかっこいい。この辺り一体は、船に乗らなくとも、お散歩するだけで、お子さんだけじゃなくて、大人も楽しめるが、普段は立ち入り禁止の区域なのである。 (しかし、千葉港めぐりの船の発着所の並びなので、船に乗る方は割と近いポジションで見ることができる。) 受付の様子。(左) 出航時刻の午後6時の30分前から続々と参加者が集まってくる。 右は待合室。寒いので、時々中に入って暖をとる。写真では綺麗に見えるかもしれないけど、結構古臭い感じで、ちょっと陰気な感じ。良く言えばアンティークな部屋である。落ち着けるけど。 乗船間近か。発着所の近辺が段々賑わってゆく。 (1):18番街のサーフショップ「ムーンライズ・ガレージ」のスタッフおよび仲間たち。彼らは自発的に幕張の海をボランティアで清掃しているのである。まさに、この企画にぴったりの若者たち。 (2):集まってきた人、誰もが気軽に声を掛け合い、あちこちで井戸端会議。 (3):臼井正一さん一家も参加。 (4):5番街の「蔵」も無理やり(?)参加。 (5):MaMAのアイドルといえば、せがわまきちゃん。船の中では司会を務めてくれた。 さて、ここで、この企画のルートを地図で見てみよう。下に、今回のクルーズに協力してくださった千葉ポートサービスのHPから地図をお借りしたので、以下に貼付しておく。この企画は、元々千葉ポートサービスの観光周遊プランの中のひとつのコースでもある。今回参加できなかった方は参考にして頂き、是非次回のご参加をお願いしたい。あるいは個人でも団体でも乗船できるので、機会があったら別途楽しんでみてはいかがだろう。今回の参加者の中でも、「今度は家族と一緒に乗りたい。」とおっしゃる方もいらっしゃった。 上記の地図には約50分とあり、なんだ短すぎるじゃないかと思われるかもしれないが、実際に乗ってみた感じとしては、ちょうどよい時間である。他のレジャーなどと比べても決してヒケはとらない。結構満足感もあるし、「大人1,100円、こども550円」は案外安いのではないだろうか。これからの週末レジャーのプランの中に加えてみてもよさそうだ。 因みに通常の航行にはワイン付きや、お弁当付きというのは無いので、要注意。 午後6時、いよいよ出航である。曇っているので、既に蘇我の辺りの製鉄所の明かりが灯る。 風が強いが思ったよりも揺れは酷くなかった。 だんだん岸辺が遠くなってゆく。わくわくするひととき。ワインを飲みながら、「タルブ」(ミラマール)が作ったお弁当を頬張りながら海を眺め、歓談する。 ●写真左: 90人分のお弁当を作ってくれたタルブの竹見氏。玉置氏の後ろから肩に手を乗せているのは、息子のリュウくん。生意気だ。そのお隣は、針原女史。いつも美しい。おっとその向こうにはMaMAの寿子さんの姿も。 ●写真右:缶ビールを一気にぐぐっと飲み干すエネスタの江野澤氏。そのお隣にまたもや針原女史の姿が。 ●上(左):左舷方向の風景。千葉港からまさに東京湾に出る辺りに見える。 上(右):海の灯台。こいつのお陰で安全に航行できるわけだ。 ●中段: 石油を積んだ船か。成田空港へのパイプラインはここから。背後には新しく出来たゴミ処理場。左のほうには幕張のビル群が見える。 ●下(左): 飲み物などを担当したジャイネパールの玉置氏。こういったイベントには積極的。 (右): これが「タルブ」のお弁当。クロワッサンサンドやスパゲティ、サラダ、お菓子のセットになっていて、特に女性に好評だった。 右舷先方にはうっすらと幕張新都心のビル群が見えてくる。晴れていたらもっとくっきり見えたのに。船内放送ではハワイアンの音楽に乗せてせがわまきちゃんの美声のアナウンスが流れている。生憎、肌寒いのでハワイアンは似合わない。 城西国際大学の撮影班。最近、なにかとベイタウン内のイベントの常連になっている。<写真提供:MaMA 原田氏> ●左: ナイスなカップル。女性はサーフィンのインストラクターだ。 ●右:船室はあったかい。お、育成委員会の君島さんの姿も。彼はかつて軍隊で船に乗っていたことがあるという。 ●左: 彼らのお陰で、このクルージングが大いに盛り上がった。飲み物のデリバリーや、ゴミの後始末なども全部彼らがやってくれた。色黒で、茶髪で、イレズミは入れているが、気持ちのいい奴らだ。もう古い概念で若者を見るのはヤメようね。因みに右から2番目が「ムーンライズ・ガレージ」のオーナー。若い、かっこいい、しかも独身である。(嫉妬) ●右: 美女二人と一緒に写っている男性は今回の企画の首謀者・鈴木勝彦氏。人徳か、それとも口が達者なのか、彼の呼びかけに90名が集まったのである。 写真には写っていないが、城西大学の教授や、学生さん、それから、ベイタウンの中からご家族の参加も多かった。また、ベイタウン写真クラブでは、大型のカメラを持参。あとでこの時の写真集のアップするかもしれない。俺達HP関連では、「おもしろBOOK」の塩谷氏、「エネスタ幕張ショールーム」の江野澤氏、MaMAの関連では「幕張アーバニスト」の桂木氏や、PC教室の宇田川よしみ先生なども参加されていた。 わいわいやっているうちに船が幕張沖にやってきた。靄がかかっていてまったく残念である。 これがベイタウンに再接近した時の写真。自分が暮らす町並みを船の上から見るのは、なんか面白い。今ごろ夕食の準備なんだろうな、などと感慨深く眺めていた方々もいらっしゃったかな? 望遠レンズじゃないから、デジタルで拡大した。また別途、綺麗な写真が入手できたら当サイトでアップしたい。 さて、幕張沖で船は大きく旋回し、そして元来たほうへと戻り始める。僅かな時間の船旅だが、たっぷりと楽しめる。また是非乗ってみたい。今回の収穫としては、幕張を海から眺めるという「海を身近に感じる」という「幕張 海のプロジェクト主旨もそうだったが、一緒に乗り合わせた人同士のコミュニケーションであろう。限られた時間だったけど、たくさんお話できて楽しかった。また、海の上で飲むワインのなんと美味かったことか。 ●写真左: 幕張沖に達する前から急に夕陽が見え、感動的だった。 ●写真右:再び千葉港に戻る。残照に輝く製鉄所。 夜7時。石油コンビナートにも明かりが灯る。 暮れてゆく千葉港。 さて、短い航海だったが、たっぷりと海を楽しんだあと、千葉ポートサービスさんのご厚意で、待合所をお借りして、ミーティングを行った。参加された皆さんの自己紹介に加え、この企画の感想を述べて頂いた。誰もが「もう一度乗ってみたい。」と言ってくれた。写真は、締めくくりで、取りまとめ役の鈴木勝彦氏からのご挨拶。 尚、城西国際大学の生徒さんによる撮影・編集で、このサンセットクルーズの動画配信を行う予定です。詳しくは、「俺達のホームページ」、もしくは、「幕張メディアアソシエイツ」のホームページで告知をいたします。 |
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